混色の勧め
先ず絵具の色数の多さには驚かされますがあんなに絵具が無ければ絵は描けないのでしょうか、また必要が有るのでしょうか？
確かに混色で出来ない色もかなりあります。明度・彩度・艶の有る無等、その種類を増やそうと想えば幾らでも増やすことは出来ます。
しかし、まず絵を描こうという時にこれだけは必要であるという色は大体16色程度です、更に色を制限して描く場合は６色でも作品を仕上げることは出来ます。ただ微妙な色彩表現を考えるとやはりその作品にもよりますが２０色前後あればほとんどカバーできると考えられます。
色の種類に関してはこちらを参照。
出来合いの色ではなく自分だけの色を持つこと、見付ける事も絵を描いて行く上での楽しみの一つであると思えるので、先ずは絵具の種類に圧倒されること無くとにかく混ぜてみることにしましょう。
混色でなければ出来ない微妙な表現の世界へ一歩足を踏み出して見ましょう。
具体例 黒を作る・紫を作る・肌色を作る・草や葉の色を作る。
